【転職で後悔するパターン3選】後悔しない転職を実現する為に取るべき行動とは?

JobChange
Businessman held his temple with his hand and had a brown document box beside it, Businessmen hand in resignation papers and packing office supplies in box.

こんにちは。ペーすけです。

人材系企業2社で約5年間
トータル数百名以上の方の転職支援をサポートしてきました。
自身の転職経験も踏まえ、現在転職活動中の方はもちろん、転職を検討されている方、将来的な転職に備え情報収集中の方にとって、役立つ情報を発信します。

転職活動をしている方であれば、入社後に後悔するような転職先は選びたくないと思うのが当然だと思います。
ただそうは思っていても、結局「こんなはずじゃなかった・・」と転職後に後悔してしまう人が後を絶たないのも事実です。

  • 内定は取れたけど、後悔しないか不安で決められない。
  • 転職で後悔するのはどんなパターン?
  • 後悔しない転職をするにはどうしたらいい?

今回は転職で後悔してしまうパターンと、その対策についてお話できればと思います。
これから転職活動を本格的に始める方はもちろん、現在転職活動中の方もぜひチェックしてみてください。

前提としてゼロリスクの転職は存在しない

転職に失敗したくないと思うと、事前に様々な情報を収集したり、内定となっても企業に色々な質問を投げたりして、リスクを予め潰しておこうと考える方が多いと思います。
アクションとしては当然の行動だとは思いますが、大前提として認識しておかなければいけないのは、どれだけ事前に確認作業を行ってもリスクがゼロになることはないということです。

そもそも何をリスクと取るか次第ではありますが、人間関係的な話にせよ、働き方的な話にせよ、給料や会社の将来性的な話にせよ、どのような要素であっても入社後に状況が変わってしまうことは可能性としてあり得ます。

転職はそのような変化のリスクを踏まえた上で、それでも自分が希望する就労環境や待遇を実現する為に実行していくものです。
転職に限らず、何らかのリターンを得る為には一定のリスクは取らねばなりません。
裏を返すと、そのリスクをとる覚悟がどうしても決心できない場合は、転職はすべきではないと思います。
後で「やっぱりやめておけばよかった」と後悔してしまう可能性が非常に高いです。

大前提として、この認識は必ず持っておくべきでしょう。

転職で後悔するパターン3選

前の項目で説明したように、ゼロリスクの転職は存在しません。
ただ最終的にリスクをとる決心を、自分の中で”納得感”がないまま決めてしまうようなことは避けるべきです。
この”納得感”の有無が、転職後の後悔に繋がってしまうことが多いのですが、今回はその代表的なケース3つをご紹介したいと思います。
自分がやってしまいそうだなと感じる方や、既にそのような状況になってしまいそうという方は一度冷静に自分を見つめ直す契機にしていただければと思います。

複数社を比較しないまま内定を承諾してしまった

転職活動中、志望度が高い企業から通過の連絡をもらうと、もうその企業のことしか目に入らなくなってしまい、他社の選考をることをやめてしまう方が多くいらっしゃいます。
通過して嬉しい気持ちもわかりますし、もうその企業の選考に集中してしまいたくなってしまう気持ちもわかるのですが、このような活動の進め方はおすすめしません。

このような方の場合、入社後何か不満を感じるようなことが起きた時に、「実はもっと他にいい企業があったのでは」と思いやすくなってしまいます。
転職活動中にしっかりと複数社を見比べて、各社の良い点や懸念点を踏まえた上で最終的な決断をしていただけると、納得感をもって転職ができると思います。

離職期間が長引き納得感のない企業に転職せざるを得なくなった

誰しも次の転職は失敗したくないと思うものですので、慎重に活動を進める方も多いと思います。
ただ既に会社を退職し、離職期間に入っている方の場合は、あまり慎重になりすぎてしまうと結果的に納得感のない転職となってしまい、それが後悔につながってしまう可能性が高いです。

企業は離職期間が長い方に対して、基本的にあまりポジティブな印象を抱くことはありません。
働いてない期間が長いと、定着性や業務のキャッチアップに懸念を感じてしまう為です。
後悔しないように自分が納得できる企業を慎重に選びたいと思っていたはずなのに、離職期間が延びてしまうとそもそも書類選考が全然通過しなくなってしまい、結果的に自分が選ぶというより、自分を選んでくれる会社を手当たり次第探していくようなスタンスとなってしまいます。

慎重に判断するのは内定を獲得してからでも十分間に合います。
特に離職中の方は「内定獲得まではスピーディに。承諾の判断は慎重に。」ということを意識していただき、離職期間が1日でも短い状態のうちに内定獲得を目指すことをおすすめします。
先に会社を退職し、離職状態になってからの転職活動ポイントはこちらの記事にもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

事前に確認したかったことを我慢して未確認のまま入社

色々質問をしても入社後に状況が変わってしまう可能性はゼロではないと冒頭でお伝えしましたが、だからと言って内定企業への事前確認を疎かにしてしまうのはNGです。

企業の印象に気を遣ってしまい、確認するのを我慢してしまう方なんかもいらっしゃいますが、聞き方や質問内容に注意すれば問題ありません。
転職エージェントを利用している方であれば、質問内容を整理した上でエージェントに確認を依頼するのもよいでしょう。
基本的には内定時、オファー面談を実施する企業が多い為、その面談の場で確認しておきたいことは確認しきれるとよいと思います。

転職で後悔しない為に取るべき行動

前の項目でお伝えした3つのケースを踏まえ、転職後の後悔を防ぐために、取るべきアクションを説明します。
予め認識しておけばどなたでも対応可能なアクションの為、ぜひチェックいただければと思います。

志望度が高い1社以外にも冷静に企業を複数見比べること

その時点で第1志望の企業など、志望度が高い企業の選考が進んでいたとしても「他にもっといい企業はないかな?」というスタンスで、継続的にエントリーをするなど、最終判断までしっかり複数社を比較検討するようにしましょう。

シビアなことを言えば、自分にとって100点満点の会社は存在しないと思った方がよいです。
志望度が高い会社にも必ず心配な点や懸念点が出てくるはずです。
複数社を比較できると、そのような点も踏まえて客観的な判断ができるようになるはずですので、盲目的に志望度が高い企業のみで突っ走るのではなく、一度冷静になって色々な企業を俯瞰してみてみましょう。
これだけ外の会社の話を聞ける機会も珍しい為、その方が転職活動自体も有意義なものになるはずです。

離職中の場合は空白期間が延びすぎないようスピーディに活動を進めること

先ほどもお伝えしたように、既に離職中の方の場合、離職の空白期間が延びてしまうほど、自分の選択肢がどんどんと狭まってしまいます。

その会社に転職するかどうかは最終的に慎重に判断すべきだと思いますが、その判断は内定があってはじめて下せるものです。
まずは空白期間が短いうちに内定をとっておきましょう。
内定が取れたら、そのタイミングで一度冷静になって慎重に検討し、判断すればよいのです。
内定を全て辞退して、もう一度活動をはじめるという判断もあるかもしれません。
繰り返しになりますが、「内定獲得まではスピーディに。承諾の判断は慎重に。」というメリハリのあるスタンスを意識して、活動を進められるとよいと思います。

企業の心象には配慮しつつ確認したいことは内定承諾前に確認しておくこと

内定企業には、承諾可否を判断する上で確認しておきたいことをしっかり聞いておくようにしましょう。
ただし、この質問の仕方で企業の印象を悪くしてしまう可能性もあるため、それは注意が必要です。
印象を悪くするケースとして代表的なのが、「まとめて質問をせず、パラパラと質問を送ってしまうこと」です。
一度質問を送った後に、やっぱりアレもコレもと質問を五月雨式に送ってしまうと、企業側も手間がかかりますし、要領がよくない印象を抱いてしまいます。
どうしてもという場合は致し方がありませんが、質問はなるべくまとめて企業に送るようにしましょう。

自分が転職で解決したい”軸”をしっかり整理すること

先ほどもお伝えしたように、自分にとって100点満点の企業は基本的に存在しません。
転職活動を進めていると、いつの間にか当初の転職理由に加えて、アレも叶えたいコレも叶えたいと実現したい希望条件が増えてしまう傾向がどなたにも見受けられます。
そのうちの1つでも思っていた形と違うとなってしまった場合、それが後悔につながってしまうのかもしれません。

元々あなたが転職を考え始めたのはなぜでしょうか?あなたが転職で解決しなければならない軸はどのようなものでしょうか?

内定を獲得したら一度冷静に活動当初の自分の軸を見つめ直していただき、まずそれが解決できるのか、あるいは実現できるのかをしっかり見極めましょう。
そこをしっかりと確認できれば、後悔してしまう可能性をかなり軽減できるはずです。

まとめ

今回は転職で後悔してしまう代表的なケースと、後悔しない為に取るべき行動を整理してお話しました。
転職にリスクは付き物というお話をしましたが、一方であなたの目指す働き方やキャリアを実現すべき為の有効な手段であることも間違いはありません。
「そのリスクを負ってでもこの環境にチャレンジしてみたい!」そう思える企業に巡り会えたらベストですね。
今回お話したことをぜひ参考にしていただき、後悔のない転職を実現できるよう、頑張ってください。

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